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久々のコラム更新です。

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過去の記事

第一回 社会人生活の振り返り 【卒業~阪急交通社入社時代(1997)】

第二回 【直心寮(1997~1999)】

第三回 【阪急ブルーインズとの出会い

第四回 【人事異動(1998)】

第五回 【上昇気流(1998~1999)】

第六回 【西へ・・(1999)】

第七回 【決断~リスタート(2000)】

第八回 【越野宝商に入社(2000~2001)】

第九回 【ブルーインズの躍進(2000)】

第十回 【意識の低い宝石屋の二代目(2001~2005)】

第十一回 【阪急ブルーインズ二度目の挑戦(2001)】

第十二回 【阪急ブルーインズXリーグ昇格(2003)】

第十三回 【まさかの悲劇(2004~2006)】

第十四回 【新しい船出(2008)】

第十五回 【誇らしい出来事】

第十六回 【大逆転劇(2003~2004)】

第十七回 【インターネットに挑戦(2008~2009)】

第十八回 【転機(2008~2010)】

第十九回 【ブルーインズ 苦しみの果てに(2005~2010)】

第二十回 【出口の見えない迷路(2009~2011)】

第二十一回 【ちいさな一歩(2011)】

第二十二回 【最後の挑戦(2011)】


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崖っぷちに追い込まれて、

ついに決断をした、「お店のオープン」


お店の場所は、箕面の「船場地区」

奇しくも、親父の創業の地が大阪の南船場。


これも不思議な縁かもしれませんね、

箕面の船場は繊維団地として言われることが多いですが、

僕のお店の場所は、船場の中でも完全な住宅街にひっそり佇む商業ビル。



デザイナービルということもあって、お越しいただいた方はご存知かと思いますが、
ちょっとオシャレな作りで、女性向けの商売にはいいかなって感じがします。


また僕が選んだ一室は、以前、エクステって言うんですか?

女性のまつげを綺麗にする?サロンがあったということで、

とても綺麗な状態で、特に内装をすることもないという好条件でした。


家賃も駅前の一等地に比べて、うーんと安い。


当然、崖っぷちでお金もなかったので、背伸びはできない。


自分のできる範囲で・・。


お店をオープンする当初、

今でもお世話になってる会計事務所の方がこう言いました。


「家賃を抑えた分、その抑えた分をお店の知名度をあげる広告宣伝費に使っていきましょう」


今でも初めてご来店される方が道に迷ってしまいそうな場所にあるお店。


「あっ、あんなところに新しいお店ができてる!」


そんなお店そのものが持つ発信力には期待できません・・・。


「お店を知ってもらう」


これがお店を始める上での最初の命題となりました。


・ 従来、運営してた、お店のホームページをリニューアルしました。

・ 地域紙「シティライフ」さんへの広告出稿


これらに取り組み、いよいよお店のオープン。


不安 90 %

楽しみ 10%


そんな状況だったと思います。


ただ、その不安を喜びに変えてくれる出来事がありました。


あっ、お客さまがたくさんきた??


残念ながら違います(笑)



オープン前日ぐらいから、


大きな植物を抱えた、宅配便の方が次々とやってきました。


そう、ほんとたくさんの方から、


お店のお祝いのお花や観葉植物が届きました。



これはほんと大げさではなく、ちいさな店内が植物園みたいになりましたよ(笑)


中にはわざわざご自身で届けていただいた方もいました。



これには本当に感激しましたし、勇気をもらうことが出来ました。


今こうやってブログを書いてても、ちょっと目頭が熱くなってきます。



皆さんの想いが後押ししてくれました。


不安を期待に変えてもらうことが出来ました。


今でもその喜びは忘れません。


これからも忘れることはないでしょう。



お店のオープン初日。


地域紙をご覧になったお客さまがご来店されました。


本当に涙がでるほど嬉しかったです。


オープン当初にご来店いただいたお客さまから、
こんなお言葉をいただいたことを覚えてます。


まさしく植物園状態のお店を見て、

「たくさんの人に応援されてるんですね」

そう声をかけていただきました。


それが信頼とつながり、ご依頼いただくことがありました。


開店して最初の月が無事に終了しました。

まだまだ売上も少なく、前途多難ではありましたが、


「このようなお店は今までになかったので、

きっとお客さまに喜んでもらえると思いますよ」


お客さまからも激励をしてもらい、

とても前向きな気持ちを持てるようになりました。


そう考えると、

今までの僕の人生、

人に助けられっぱなしの人生のような気がしてなりません。










  

Posted by kosshii46 at 10:38Comments(0)社会人の振り返り