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イチローの恋人

2012年01月12日

おはようございます。

今日はちょっと感銘を受けた話を。
知ってる人も多いと思いますが。

先日、プロ野球でがんばってた後輩が店に
来てくれた話をしたかと思います。

その時に後輩から聞いた話の受け売りです。

彼の出身は兵庫の市立尼崎高校。
ヤクルトで活躍し、楽天でコーチをしてる池山さん。
そしてジャイアンツの投手である金刀選手などを輩出してる高校です。

彼いわく、その面々に並んでOBにすごい人がいるとのことで。

奥村さんと言われる彼の先輩です。

決して恵まれる体躯ではないものの、抜群の運動神経の持ち主で
「プロ野球の世界に入りたい!」そんな強い信念を持っている選手だったそうです。

なかなか声がかからない中、あるご縁があり
「オリックスの打撃投手のテストを受けてみないか?」
そんな声がかかったそうです。

投げる球筋が良かったんでしょうね。
無事、合格を果たし打撃投手としてプロの門をくぐることになりました。

ただ打撃投手にも格があるそうです。
やはり、現役を引退したOBなどが序列が高く、打撃投手として入団した者は
序列も低く、当然、投げる相手にも差が生じてくるようです。

そんな奥村さんの入団とともにオリックスに入団したのが、
あの鈴木一朗。

当時、まったくの無名だった鈴木一朗に打撃投手として投げていたのが
奥村さんだったそうです。

そしてご承知の通り、イチローはシーズン200安打を達成するなど大ブレイクを遂げる
わけですが、イチローは
「バッティングピッチャーはこの人でなくちゃ嫌だ」
そう言い放ったそうです。

メディアは一斉に奥村さんのことを「イチローの恋人」と取り上げるようになりました。

そしてイチローの専属の打撃投手を務めることに。

そしてイチローが大リーグに移籍してからは、他の一流のプロ野球選手に仕えて
打撃投手を務め上げたそうです。


この話を聞いて、

「強い信念を持ち続けるとどこかでチャンスって回ってくるんだなあ~」って思いました。

そして日々アンテナを立ててそのチャンスを見つけないといけないのかなって。


ほんの1つの出来事でその人の人生を変えてしまうことすらあるんですね。


この方が奥村さんです。


実は打撃投手を引退された後には伊丹で中学の野球チームを設立されたそうです。
そしてそこで指導したのがなんとあの楽天の田中将大選手。

ほんと凄いですよね。


でも振り返ってみるとやっぱりプロ野球選手で活躍することが奥村さんにとって
夢だったのかなあ~って。  

Posted by kosshii46 at 08:12Comments(0)日々のできごと