聖職の碑 新田次郎
2014年03月17日

たまに内容に引き込まれるように読んでしまう本に出会います。
この、「聖職の碑」という本はまさしくそんな本でした。
駒ヶ岳を舞台とした、山岳遭難の物語。
作者の緻密な調査の上でできあがったリアリティ溢れる内容でした。
まったく登山とは無縁な自分ですが、
この本を読んで山の怖さを痛切に感じました。
そういう怖さがあっても、登山は人気がありますよね。
怖さを知らないのか・・。
それとも、その怖さを背負ってでも、挑む登山に魅力があるのか・・。
そのあたりは興味深いところですね。