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仕事とフットボールがいったりきたりになってきました(笑)


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過去の記事

第一回 社会人生活の振り返り 【卒業~阪急交通社入社時代(1997)】

第二回 【直心寮(1997~1999)】

第三回 【阪急ブルーインズとの出会い

第四回 【人事異動(1998)】

第五回 【上昇気流(1998~1999)】

第六回 【西へ・・(1999)】

第七回 【決断~リスタート(2000)】

第八回 【越野宝商に入社(2000~2001)】

第九回 【ブルーインズの躍進(2000)】

第十回 【意識の低い宝石屋の二代目(2001~2005)】


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前回の記事でも書いたように、

当時、ほんと仕事に対して意識が低かったせいもあり、2000年代の前半は

仕事を振り返ってもなかなか思い起こせないんですよね。


一方で、フットボールに関しては、

印象に残ってることが多いのがこの時期です。


前年、躍進を遂げた阪急ブルーインズ。


メンバーのモチベーションも高く、シーズンを迎えるまでのオフシーズンから、

皆の意識の中には、

「入れ替え戦の勝利」

という誰も異論を挟むことのない、絶対的な目標が共有されてました。


目標を共にする。

ということはとてつもないパワーを発揮する。


そう感じるシーズンでもありました。


昨年、一気にリーグ優勝まで上り詰めたのですが、


このシーズンは同リーグのチームは

「打倒阪急」

で挑んできました。


ただ、そんな果敢な挑戦も、

当日のブルーインズのモチベーションの高さ、そして
チーム力の向上が上回り、見事に返り討ちにして勝利を重ねていきました。


どの試合も僅差をものにして勝利したかと思います。


本当にチカラをつけつつあったのがこのシーズンだったと思います。


さて、当時のブルーインズを語るにおいて、

忘れてはならない人がいます。


昨年までのヘッドコーチ(今季はまだ未定)

福井 健司さんの存在。


当時、ブルーインズにはコーチと呼ばれる存在がほぼいない状況でした。


そんな中、プレイングマネージャー的存在として、チームをまとめていただいた
福井さんの功績は計り知れないほどです。


選手、自らが考える。

新人であろうと関係なく、皆がチームのために意見を出せる空間。

そして皆で実践する。

試合に向けての考え、そして狙いをメンバーで共有する。


そこにはまさしく

「自分達で作るフットボール」

がありました。

その中心にいたのが福井さんでした。


Xリーグの1部のチームは、コーチがたくさんいるようなチームばかり。


ある意味、当時のブルーインズの一部昇格の目標は、

「選手主体のチームがどこまで通用するのか」

というチャレンジでもあったように思えます。


そんなチャレンジが楽しくて楽しくて仕方がなかった。

振り返っても思わず、胸が熱くなりますね。


さて、前年、成し遂げれなかった

「一部昇格」


この年の対戦相手は、今でも一部リーグで存在感を発揮する

アズワンブラックイーグルス


ブルーインズがチカラをつけたと言えど、

まだまだ格上の相手。


だが、昨年の入れ替え戦で1部のチームの尻尾を掴んだことで自信をつけた

ブルーインズはひるみませんでした。


1年間の思いを全てぶつけ、

最終クオーターの残り数分まではリードしてました。


しかし・・。


最後の最後で地力の差を見せつけられて逆転負け。


悔しくて涙しました。


後に振り返って思ったのが、

社会人でフットボールを続け、涙を流せるほどに一生懸命に
打ち込めることがあるのは本当に幸せなことだって。


厳しい現実を突きつけられたブルーインズ。


でも、負けた現実を受け止めるのに必死で何も考えることが出来なかったけど、

時間が経つに連れて、

「3度目の正直」

を皆で目指す決意が固まってきました。


シーズンが終わって、新たな年が始まり、

思わぬ出来事を機に、

ブルーインズが一部に昇格する報を受けることに。


  

Posted by kosshii46 at 12:56Comments(0)社会人の振り返り