ジュエリーリフォームで｢笑顔」と「絆」を作るBlog

今日はちょっとアメフトのお話を。

２０年以上フットボールに携わってるアメフトバカのたわ言です。

いよいよ２０１２年のアメフトシーズンが近づいてきました。

僕が所属する西宮ブルーインズ。
組織が変わり、そしてXリーグという日本の最高峰のリーグでの挑戦になります。

初戦の相手はアサヒ飲料チャレンジャーズ。

学生時代に名を馳せた選手も多数。

そして、豊富な練習量と経験を兼ね備えた本気で日本一を目指してるチームで
リスペクトすべきチームです。

贔屓目で見ても、わがブルーインズとの力の差は歴然としてます。

では、そんなレベルのチームにどう立ち向かっていくのか・・。

「勝ちたいと思う気持ち」

これは弱者には必ず必要なこと。

でも実際、そう思っててもフィールドで相手を迎えたときに
萎んでしまうことも多々。

そうそう強い気持ちを持ち続けることはできません。

体格、パワー、スピード全てにおいて劣ってる我々が大事なのは

「勝てるシナリオ」

を持つことなのかなって思います。

僕が学生の頃、所属してた関西大学カイザース（当時はイーグルス）は
今となっては日本一を目指すチームになってますが当時は一部の下位が指定席の
チームでした。

当然、その中で強豪チームと戦う機会も多々。

木っ端微塵に蹴散らされることがほとんどですが、その中で
稀にいい勝負をしたことがありました。

そのいい勝負をしたときのことを思いだすとひとつのヒントが隠されているような気がします。

口では「勝つぞー！！」と言うのですが、実際には相手の体格、そしてスピード、パワーに、そして
名前に負けてしまうことが多いです。

そのままズルズルいってしまうのがオチなのですが、ここで臆せずに開き直って
”思い切ったプレー”を心がけるのです。

まずは辛抱です。

そしてその辛抱する中で思いきったプレーでビッグプレーを呼び込みます。

その一つのビッグプレーが、
「もしかしたら、いけるんちゃうん・・」という気持ちの芽生えにつながります。

このあたりでやっと、本当の意味で「勝ちたい！」という気持ちにつながります。

でも、まだまだ心の中で「負けるだろう・・・」って思ってる選手がほとんどです。


そして、そのビッグプレーが続けば、チーム全体に
「もしかすると・・もしかするぞ・・」という空気が蔓延してきます。

そこで生まれる「チームの一体感」がとてつもないチカラを
発揮します。

本来であればバテてるであろうスタミナもなぜか気にしなくなり、
とてつもないチームの集中力が発揮されるようになります。


そして相手に焦りが生じてきた瞬間が、付け入るポイントです。


だいたいはこんな流れが弱者が強者に勝つときのシナリオじゃないかと。


すごい抽象的になりましたが、このイメージを持ってるだけで
試合への入り方がだいぶと変わってくると思います。


１００回やって１回勝てるかどうか・・・

いや１０，０００回やって勝てるかどうかかもしれません。


それだけにこの描いたシナリオを遂行することは至難の業です。


でもイメージできないことは実現できないですからね。


試合までに残された時間でほんの数パーセントでも勝てる確率が
増えるように準備していきたいと思います。


僕がディフェンスメンバーに伝えてること

「躊躇せずに思い切り！」

これをメンバー全員が遂行できたときに
可能性の扉が開かれるのかなと思ってます。

あとは楽しくやりましょう！

それがブルーインズのフットボールです。


9/1（土）15：00キックオフ
vs　アサヒ飲料チャレンジャーズ＠エキスポフラッシュフィールド

１０，０００分の１回がその日になるかもしれません（笑）
応援よろしくお願いいたします。



ユニフォームも新しく変わります！！

画像は江崎選手のフェイスブックより引用しました♪