社会人生活の振り返り⑧【越野宝商に入社(2000~2001)】
2015年02月16日
今週も、できるだけ・・・。
がんばって更新します!どうぞよろしくお願いいたします。
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過去の記事
第一回 社会人生活の振り返り 【卒業~阪急交通社入社時代(1997)】
第二回 【直心寮(1997~1999)】
第三回 【阪急ブルーインズとの出会い】
第四回 【人事異動(1998)】
第五回 【上昇気流(1998~1999)】
第六回 【西へ・・(1999)】
第七回 【決断~リスタート(2000)】
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さてと、勤めていた会社を退職し、
家業に戻ってきました。
僕の生まれ育った町。島本町。
大阪の外れのちいさな町。
そこが再び生活の拠点となりました。
週末になると、よく帰ってたのですが、こうやって改めて、暮らすとなると、
「やっぱ落ち着くなあ~」
そう思ったりしました。
会社のある大阪・南船場までは約50分の電車通勤。
これもまた学生時代に慣れ親しんだ、阪急京都線。
とても感慨深く感じたような気がします。
会社は、当時、
社長である父親。
そして番頭さん。事務のおばさんの3名体制。
とは言っても、その番頭さんも事務のおばさんも、
家族みたいなもので、僕の赤ん坊の時から知ってるような方。
「やっくん、やっくん」
と昔から可愛がってもらってたので、自分が今、二十歳を超えて、
家業に戻ってきて、そのお2人と一緒に仕事をするというのがウソのようにも思えました。
当時の「越野 宝商」の仕事の内容を振り返ると、
・ ルビーやサファイヤなどの色石(カラーストーン)と言われる製品を作って
宝石の専門店やデパートに販売する仕事。
・ 時計のシチズンの宝飾会社があり、そちらの代理店として、シチズンの結婚指輪や
婚約指輪を同じく宝石の専門店やデパートに販売する仕事
・ シチズンが主催する宝石の展示会があり、その展示会に得意先に参加していただき
エンドユーザーさんを勧誘していただくフォローの仕事。
そんな感じでした。
宝飾の卸の仕事になりますね。
右も左もわからずに飛び込んだ、この業界。
最初は、ルーペの扱い方から教えてもらいました。
ルーペってご存知ですか?
虫メガネのもっと小さいやつで、石をジーと見つめるシーンは思い起こせるかと思います。
あとは短期の宝石の学校のようなものにも通わせてもらいました。
そこで石の判別の方法だったり、宝石の基本を学びました。
でもあとから考えたら座学よりも、実際に商売をする過程で学んだことの方が
よっぽど身についたような気がします。
学校の講師の先生すみません。
宝石の勉強と並行して、
番頭さんに連れられてお得意先さま周りをしました。
多くのお客様は、
「越野さんの息子さん」
ということで、普通の会社の新入社員とは違った形で、
スムーズに受け入れていただきました。
中には僕のちいさい頃から知っていただいてる方もいます。
その中で、よく言われたのは
母親の葬儀の時のこと。
僕が20歳の冬に母親は病気で他界しました。
その時の葬儀には多くの得意先の方が参列してくださいました。
2月の相当寒い日柄だったこと。
そして僕の学生時代のアメリカンフットボールの先輩、後輩、そして同僚が
たくさん来ていたことが、
ご参列いただいた方にとてもインパクトがあったようです。
体が大きい!っていうジェスチャーをしながら、
「あのお母さんのお葬式のときは寒かったなあ~、そして、大きな身体した
お友達がたくさん来てたよね」
って感じのお声を多くの方からかけていただきました。
ちょっと余談になりましたが、
これから商売をするというより、
今に至る生い立ちをお客さまにお話させていただくことから、
越野宝商でのスタートが始まったように思えます。
こういう恵まれた環境にあったので、
特にストレスを感じることもなく、新たら生活がスタートしました。
何より、新鮮だったのが、
・ 会社がオフィス街で、ランチ頃になると街頭で弁当売りがたくさん出店されてること。
・ 見事に定時にさようなら。17時半だったかな・・。
・ 帰りに梅田や心斎橋でブラブラできること。
なんてお気軽なんだ・・・。
そんな感じの、家業でのスタートです。
がんばって更新します!どうぞよろしくお願いいたします。
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過去の記事
第一回 社会人生活の振り返り 【卒業~阪急交通社入社時代(1997)】
第二回 【直心寮(1997~1999)】
第三回 【阪急ブルーインズとの出会い】
第四回 【人事異動(1998)】
第五回 【上昇気流(1998~1999)】
第六回 【西へ・・(1999)】
第七回 【決断~リスタート(2000)】
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さてと、勤めていた会社を退職し、
家業に戻ってきました。
僕の生まれ育った町。島本町。
大阪の外れのちいさな町。
そこが再び生活の拠点となりました。
週末になると、よく帰ってたのですが、こうやって改めて、暮らすとなると、
「やっぱ落ち着くなあ~」
そう思ったりしました。
会社のある大阪・南船場までは約50分の電車通勤。
これもまた学生時代に慣れ親しんだ、阪急京都線。
とても感慨深く感じたような気がします。
会社は、当時、
社長である父親。
そして番頭さん。事務のおばさんの3名体制。
とは言っても、その番頭さんも事務のおばさんも、
家族みたいなもので、僕の赤ん坊の時から知ってるような方。
「やっくん、やっくん」
と昔から可愛がってもらってたので、自分が今、二十歳を超えて、
家業に戻ってきて、そのお2人と一緒に仕事をするというのがウソのようにも思えました。
当時の「越野 宝商」の仕事の内容を振り返ると、
・ ルビーやサファイヤなどの色石(カラーストーン)と言われる製品を作って
宝石の専門店やデパートに販売する仕事。
・ 時計のシチズンの宝飾会社があり、そちらの代理店として、シチズンの結婚指輪や
婚約指輪を同じく宝石の専門店やデパートに販売する仕事
・ シチズンが主催する宝石の展示会があり、その展示会に得意先に参加していただき
エンドユーザーさんを勧誘していただくフォローの仕事。
そんな感じでした。
宝飾の卸の仕事になりますね。
右も左もわからずに飛び込んだ、この業界。
最初は、ルーペの扱い方から教えてもらいました。
ルーペってご存知ですか?
虫メガネのもっと小さいやつで、石をジーと見つめるシーンは思い起こせるかと思います。
あとは短期の宝石の学校のようなものにも通わせてもらいました。
そこで石の判別の方法だったり、宝石の基本を学びました。
でもあとから考えたら座学よりも、実際に商売をする過程で学んだことの方が
よっぽど身についたような気がします。
学校の講師の先生すみません。
宝石の勉強と並行して、
番頭さんに連れられてお得意先さま周りをしました。
多くのお客様は、
「越野さんの息子さん」
ということで、普通の会社の新入社員とは違った形で、
スムーズに受け入れていただきました。
中には僕のちいさい頃から知っていただいてる方もいます。
その中で、よく言われたのは
母親の葬儀の時のこと。
僕が20歳の冬に母親は病気で他界しました。
その時の葬儀には多くの得意先の方が参列してくださいました。
2月の相当寒い日柄だったこと。
そして僕の学生時代のアメリカンフットボールの先輩、後輩、そして同僚が
たくさん来ていたことが、
ご参列いただいた方にとてもインパクトがあったようです。
体が大きい!っていうジェスチャーをしながら、
「あのお母さんのお葬式のときは寒かったなあ~、そして、大きな身体した
お友達がたくさん来てたよね」
って感じのお声を多くの方からかけていただきました。
ちょっと余談になりましたが、
これから商売をするというより、
今に至る生い立ちをお客さまにお話させていただくことから、
越野宝商でのスタートが始まったように思えます。
こういう恵まれた環境にあったので、
特にストレスを感じることもなく、新たら生活がスタートしました。
何より、新鮮だったのが、
・ 会社がオフィス街で、ランチ頃になると街頭で弁当売りがたくさん出店されてること。
・ 見事に定時にさようなら。17時半だったかな・・。
・ 帰りに梅田や心斎橋でブラブラできること。
なんてお気軽なんだ・・・。
そんな感じの、家業でのスタートです。
ジュエリーリフォームの事例、そしてアットホームな雰囲気の当店の様子を下の動画よりご覧いただけます。
ジュエリーリフォーム・修理専門店 箕面のちいさな宝石屋 http://jewelry-kizuna.com/
ジュエリーリフォーム・修理専門店 箕面のちいさな宝石屋 http://jewelry-kizuna.com/
第二十七回 箕面のちいさな宝石屋(2011~2015)
第二十六回 念願の一部復帰(2011)
社会人生活の振り返り25 【2つの大切なこと(2012~2015)】
社会人生活の振り返り 23 【植物園のようなお店(2011)】
社会人の振り返り 22 【最後の挑戦(2011)】
社会人生活の振り返り21 【ちいさな一歩(2011)】
第二十六回 念願の一部復帰(2011)
社会人生活の振り返り25 【2つの大切なこと(2012~2015)】
社会人生活の振り返り 23 【植物園のようなお店(2011)】
社会人の振り返り 22 【最後の挑戦(2011)】
社会人生活の振り返り21 【ちいさな一歩(2011)】
Posted by kosshii46 at 10:49│Comments(0)
│社会人の振り返り